第二種電気工事士の筆記試験は参考書をつかって勉強をすすめます。
筆記試験に対応した参考書は各出版社から発売されていますが、そのなかでも多くの方が購入されているのが「全部絵で見て覚える 第二種電気工事士 筆記試験 すぃ〜っと合格」(以下 すぃ〜っと合格)です。
この記事では2022年版の筆記試験対策のすぃ〜っと合格を紹介します。
- これから参考書を購入して勉強を始めようとしている
- どの参考書が良いかわからないから評判をみて判断したい
そんな方はこの記事を読んで参考書選びをしてくださいね。
読まれている方には物足りなさを感じるかもしれませんが、著作者様 出版社様の権利を守るためですので、ご理解の程よろしくおねがいします。
私が2018年に受験したときもこの「すぃ〜っと合格」で勉強して、無事筆記試験を突破しました。
最新のおすすめ参考書は別記事で紹介しています
すぃ〜っと合格 2022年版の内容
「全部絵で見て覚える」と題しているように「すぃ~っと合格」には全編にわたってイラストがたくさん使われています。
文字だけでは理解しにくい内容をイラスト付きで解説しているので、視覚的におぼえやすい紙面で作られています。
さらに、2022年版には「はじめの一歩」と題されたページが追加されました。
電気工事に関する名称や概要がイラスト入りでまとめてあります。知らなかった電気工事のことをわかりやすくまとめてあり、初めて電気工事の勉強する方にはとても参考になる内容です。
「すぃ〜っと合格」の後半にはよく出る過去問180問として、これまでの筆記試験の中から出題頻度の高い問題がまとめてあります。
よく出る過去問180問を解けるようになれば、筆記試験でなかりの得点をとれる「すぃ〜っと合格」は効率的に合格しやすい書籍構成です。
「すぃ~っと合格」は試験範囲の内容、よく出る過去問180問、令和3年度上期・下期試験問題(午前・午後の2回分)が1冊にまとめてあるので、この一冊があれば筆記試験の勉強をカバーできます。
付属品・オプション
「すぃ〜っと合格」には参考書本誌だけでなく、購入された方向けの特典や出版社が提供しているオプションがあります。
電子書籍版(購入者限定)
参考書を購入された方向けに、電子書籍サービスのBookLive!経由でダウンロードができます。
参考書購入後、記載されているQRコードからCLUB TOOLBOXへの登録(すでに会員であればログイン)、するとBookLive!の特典ページへのURLとクーポンコードが送られてきます。
BookLive!への会員登録後クーポンコードを入力すると、「すぃ〜っと合格」の過去問・よく出る180問以外の内容が電子書籍として本棚に格納されます。
もちろんBookLive!はスマホ・タブレットでもアプリで閲覧可能なので、スマホ・タブレットでも勉強したい方は使ってみてはいかがでしょう。
また2022年版はAmazonのKindleで電子書籍版が販売されています。
丸暗記ノート(参考書に付属)
筆記試験の中で暗記する記号や公式・ポイント等をまとめてある丸暗記ノートは持ち運びしやすいサイズなので、移動時間の勉強に便利です。
スマホ用暗記ノート(購入者限定)
参考書内に記載されているQRコード・ID・パスワードでダウンロードできるPDFファイルが準備してあります。
アンケートに回答すると見れるダウンロードできるます。スマホで見やすいように調整されたいるファイルです。
ネット模試
出版社のToolbox社が提供されているCBT(Computer Based Tasting)方式で筆記試験の問題を解く仕組みが提供されています。
試験問題は2017年下期からのが筆記試験の問題が掲載されていて、PC画面上で試験をうけることができます。
今後第二種電気工事士の筆記試験はCBT化が検討されています。今後興味が有る方はCBTも意識して勉強をしておきましょう。
2021年に実施されたCBT方式のパイロット試験の様子を記事にしましたので、参考にしてください。
オンライン授業
出版元のツールボックス社のサイトで動画を視聴するタイプのオンライン授業が準備されています。
電気に関する基礎的な内容や知識を動画で勉強できます。
電気の基礎は10種類、電気理論の内容は21種類の動画が用意されています。
これから電気の資格をとってみようかな?と考えている方は参考書を買う前に動画を見ても良いでしょう。
しおり(参考書に付属)
参考書をどこまで読んだかの目印につかう栞(しおり)がついています。
地味ですが、勉強を進めていくときにはどこまで読んだかがわかるので便利です。
すぃ〜っと合格のサイズ
「すぃ〜っと合格」シリーズは毎年発売されていますが、2022年版も同じサイズです。
参考書の大きさ | B5サイズ(182 × 257mm) |
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ページ数 | 426ページ(付録の丸暗記ノートを除く) |
参考書の厚さ | 17mm(付録の丸暗記ノートを含む) |
2021年版よりも50ページほど増えています。
すぃ〜っと合格を使った勉強の方法
「すぃ〜っと合格」を使った勉強方法は4ステップです。
1.まずは全体を読む
筆記試験の内容は計算問題・法律問題・鑑別問題。図形問題など多岐にわたります。まずは自分の得意分野から勉強を始めましょう。
「すぃ〜っと合格」の内容は配線図記号から始まっています。
実際の試験問題は計算問題から始まるので、参考書によってはいきなり計算問題の解説から始めるものもあります。ですが、別に試験問題は最初から解かなくても良いので、「すぃ〜っと合格」は比較的わかりやすい項目から始まっています。
まずは、知識として試験範囲の内容を頭に入れて、理解が難しいものは後回しにしていきましょう。
わからない項目はノートにまとめるなどすると良いと思います。
スキマ時間を利用するなら電子書籍版をダウンロードしておくと良いでしょう。
2.よく出る過去問180問を解く
参考書の内容を読んで、理解が進んできたら実力を確認するためによく出る180問を解いてみます。
180問をすべて解くのではなく、「少しづつ解いては参考書の中身に戻って確認する→また解いてみて理解度を確認する」を繰り返すと良いでしょう。
180問は分野別に過去問をまとめてあるので、分野の理解度を確認するために、「法令問題分野を読んだら、180問の中の該当する部分を解いてみる」など、セクションごが終わる毎に解いても良いかもしれません。
3.間違ったところをまた振り返る
初めて勉強することは中々覚えるもの大変ですが、回数を繰り返すことで記憶を安定させる方法も有効です。
暗記項目も多いので、よく出る180問や過去問を解いて、間違った箇所は振り返りましょう。
付箋を使った振り返り勉強法もオススメです。
4.過去問を解いてみる
特に最近の筆記試験では以前にはなかった問題の傾向があります。直近3〜4年の問題を解いて解説を確認すると良いと思います。
過去問は専用の参考書もありますので、解説が必要な方は購入して繰り返し解きましょう。
すぃ〜っと合格の良い点
「すぃ〜っと合格」シリーズの筆記試験対策の参考書はAmazonでも評価が高く、初学者が第二種電気工事士の筆記試験の合格を目指すためにはとても良い参考書です。
理解しやすい順番に勉強し始める内容で作られているので、途中の挫折がしにくい構成になっていますし、毎年アップデートされているオプションや内容は、これから勉強を始める方には、「難しそう」と固まってしまう意識を優しくとき解いてくれる参考書だと思います。
丸暗記ノートなど要点のまとまった付録や電子書籍版があれば、スキマ時間に勉強もできるので、なかなか時間が取れない社会人の方は特にオススメです。
また、本誌は2021年版に比べて50ページほどページが増え、厚みが増しています。
その厚みから参考書自体が開きにくい状況になるため、2022年版には表紙に折り目が入れられています。
栞や折り目などの配慮は、実際に勉強をされる方の状況を想定した対応をされていると感じました。
参考書は最新版を購入しましょう
第二種電気工事士の参考書は合格された方が、過去の参考書をメルカリなどで販売されています。
試験範囲が変わっていないので、内容的には過去の参考書を購入して勉強しても大きな問題はありません。
ただ、内容に誤りがあった場合の正誤表などのサポートは基本的に最新版しか対応されないので、最新版の参考書を購入しましょう。
また、「すぃ〜っと合格」の場合には電子書籍の閲覧有効期限が設定されています。(2022年版は2023年1月末まで)
「すぃ〜っと合格」の機能を最大限活用するためには最新版の購入をしましょう。
筆記試験用すぃ〜っと合格まとめ
「すぃ〜っと合格」は初めて電気工事のことを勉強する方には、とても分かりやすく勉強が進めやすい様に作られている参考書です。
- イラスト入りで解説されている
- 勉強を進めやすい順番にならんでいる
- 効率的に合格できる内容
- オプションも豊富
2021年版は各ショッピングモールでの評価は高く、多くの方が購入し、勉強して筆記試験に合格されています。
Amazonではサンプルの試し読みができるので、購入前に内容を確認してみてくださいね。
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