電気工事士試験に合格して、合格通知はもらったけど免状申請をしていない方も実際にはたくさんいらっしゃいます。
- 在学時に受験をしたが、違う仕事についたので申請していない
- 申請するのを忘れていた
そんな方が電気工事士の免状を申請しようとした時に、「時間が経ってしまったけど申請できるのかな?」と思ったりすると思います。
今回は申請についての情報を書きましたので、申請手続きが必要な場合の参考にしてください。
申請に期限は無い
電気工事士試験の合格後、免状申請の期限はありません。
試験に合格していれば時間が経ってから申請しても問題なく免状がもらえます。
特に第一種電気工事士の場合、実務経験が5年ないと免状はもらえないので試験に合格しても免状をもらえない状態になります。
その点を考慮してかも知れませんが、合格後申請までに期限はありません。
申請の流れ
電気工事士の免状は各都道府県知事が交付しますので、各都道府県の担当組織に免状発行の申請をします。
各都道府県の申請情報は以下の記事を確認してください。
https://dokugaku-denko2.info/id-photo-for-exam/
申請に必要な主な書類
- 合格証
- 申請書
- 収入証紙
- 写真証明写真
都道府県によっては住民票の写しなど必要な場合がありますので、申請する時に確認してください。
免状申請していない場合の注意
免状を発行されてはじめて電気工事士となります。つまり、免状が発行(交付)されていない状態ではまだ電気工事士ではありません。
また、電気工事をする場合には免状を携帯しておくよう電気工事士法に定められています。
第五条 2項
電気工事士、特種電気工事資格者又は認定電気工事従事者は、前項の電気工事の作業に従事するときは、電気工事士免状、特種電気工事資格者認定証又は認定電気工事従事者認定証を携帯していなければならない。
引用元:電気工事士法
申請をしても免状が手元に届く前は電気工事をしてはいけません。
合格通知をなくした場合
試験に合格して時間が経ち合格通知(試験結果通知書)をなくしてしまった場合でも、再発行を電気技術者試験センターに申請すれば再発行してもらえます。
〔様式2〕電気工事士試験結果通知書再発行申込書及び記入方法
一般財団法人 電気技術者試験センターで発行できる電気工事士試験結果通知書は以下の通りです。
1)第一種電気工事士試験結果通知書
2)第二種電気工事士試験結果通知書
3)電気工事士試験結果通知書(昭和60年度から63年度に受験された方)※1 昭和59年以前に受験された方は、受験された都道府県の窓口に申請してください。※2 不合格用の試験結果通知書の再発行は試験終了後1年間です。
まとめ
電気工事士免状は資格の証明書です。電気工事は危険な工事ですので、正式な資格保持者でなければ工事に従事できないと法律で決まっています。
第二種電気工事士の資格であれば普段の生活の中でも役に立つ場面は多いので、合格したらとっとと免状申請してしまいましょう。
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